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消化器・肝臓内科

上・下部消化管、肝・胆・膵疾患と消化器領域の疾患を幅広く診療しています。 


このページの目次

1.医師紹介


医師名

役職

認定医・専門医

藤川 博敏
20170626_fujikawa
消化器・肝臓内科部長
内科系主任部長
・医学博士
・日本大学医学部 消化器肝臓内科 兼任講師
・鶴見大学歯学部 内科学 兼任講師
・日本内科学会 総合内科専門医 指導医
・日本消化器病学会 専門医・指導医
・日本肝臓学会 専門医・指導医
・日本プライマリ・ケア連合学会 認定医・指導医
・日本消化器病学会 関東支部評議員
中河原 浩史
20170626_fujikawa
医長 ・医学博士
・日本内科学会 総合内科専門医
・日本消化器病学会 専門医・指導医・関東支部評議員
・日本消化器内視鏡学会専門医・指導医・関東支部評議員
・日本超音波医学会認定専門医・指導医・代議員
・日本肝臓学会 専門医
・日本がん治療認定医機構がん治療認定医
・日本消化器がん検診学会認定医・関東甲信越支部代議員
堤 菜津子 医員 ・日本内科学会 総合内科専門医 指導医
・日本消化器病学会 専門医
・日本内視鏡学会 専門医
・日本がん治療認定医
金子 桂士
20170626_fujikawa
医員 ・日本内科学会 認定内科医
・日本消化器病学会 専門医
・日本肝臓学会 専門医
野上 麻子 医員 ・日本内科学会 総合内科専門医
・日本内科学会 認定内科医
・日本消化器病学会 専門医
・日本医師会認定産業医
山田 康嗣
20170626_fujikawa
医員 ・日本内科学会 認定内科医

施設認定

・日本消化器病学会認定施設
・日本消化器内視鏡学会指導施設
・日本消化器がん検診学会認定指導施設
・日本消化管学会胃腸科指導施設


診療科の目標

消化器・肝臓内科は、日本消化器病学会専門医や指導医が中心となって、肝臓、胆道、膵臓、消化管疾患など広い分野の診療にあたっています。
外来診療では地域医療を大切にしており、プライマリ・ケアから急性期、慢性期、終末期に至る消化器疾患の患者様を、近隣の診療所をはじめとする医療機関や隣接した地域から、積極的にお受けしております。またチーム医療を重視しており、内視鏡センター、外科チーム、化学療法チーム、緩和医療チーム、コメディカルと密に連携をとり、患者様に最適な医療を提供しております。

診療科の特徴

部長の専門分野である肝臓は沈黙の臓器と言われ、症状がでにくい臓器です。外来では多くの患者様に慢性B型肝炎への核酸アナログ製剤や慢性C型肝炎へのDAA療法をおこなっています。自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎、非アルコール性脂肪性肝炎、原因不明の肝疾患には積極的に生検病理診断をおこなっています。これら慢性肝疾患は血液検査や腹部エコーなどの画像検査を行わないと発見できず、気付かないうちに線維化が進んだ肝硬変にまで至ることがあります。当院ではフィブロスキャンを用いて、非侵襲的に肝臓の硬さと脂肪量をスクリーニング測定し、外来で経時的に測定することで肝硬変への進行を食い止める治療を行っています。フィブロスキャンについての外来は藤川(月、金)、野上(火)が担当しています。
 肝硬変に対しては食事指導や薬物治療を行い、腹水貯留や肝性脳症など肝不全に進行した場合は入院での加療を行っています。食道胃静脈瘤を合併した場合は、内視鏡的静脈瘤硬化療法および結紮術、バルーン下逆行性経静脈的塞栓術も行っています。
肝細胞癌には、肝動脈化学塞栓療法、ラジオ波熱凝固療法、分子標的薬などによる集学的治療を積極的に行っています。 

2019年春から医師の交代により特に胆道、膵臓疾患の診療の幅が広がりました胆嚢、胆管、膵臓疾患は、結石などの良性疾患から胆道癌や膵癌などの悪性腫瘍まで様々な疾患があります。黄疸や腹痛で発見されることが多く、急性胆嚢炎や胆管炎のように感染を伴っていると重症化しやすく、緊急でのドレナージを要することもあります。当院では、急性胆管炎や胆嚢炎に対しては重症度に応じて積極的にドレナージ治療を行っています。総胆管結石に対しては外科的手術に比べて侵襲の少ない、内視鏡的胆管結石除去術を行っています。切除不能な胆嚢癌、胆管癌、膵癌に対しては化学療法を行い、癌によって生じる疼痛に対しては緩和チームと共に診療を行っています。また、膵癌は予後が悪い疾患であるため、早期発見にも力をいれています。当院では膵管内乳頭粘液性腫瘍や糖尿病など膵癌の危険因子とされる疾患を持っている方には定期的に腹部エコー、CT、MRI、超音波内視鏡を用いて画像検査を行い、癌の早期発見に努めています。胆道、膵臓疾患についての外来は中河原(火)が担当しています。

代表的な疾患や治療について

胆道、膵臓疾患については疾患ごとに当院での治療を御紹介します。

<急性胆嚢炎>
 急性胆嚢炎は胆嚢結石症を伴っていることが多く、腹痛、黄疸、発熱などの症状で発症します。血液検査では肝胆道系酵素の上昇がみられ、腹部超音波や腹部CTでは胆石に加え、胆嚢腫大、壁肥厚、胆泥などの所見がみられます。診断後は急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン2018にそって重症度判定を行い、治療方針を決定しています。中等症までの急性胆嚢炎では消化器外科と連携をとり、可能な限り緊急で腹腔鏡下胆嚢摘出術を行うようにしています。重症や腹腔鏡下胆嚢摘出術が困難な場合は、抗菌薬治療に加え、経皮経肝胆嚢ドレナージ術や経内視鏡的胆嚢ドレナージ術などのドレナージ術も併用しています。胆嚢結石症を合併している場合は急性胆嚢炎が落ち着いた後に、待機的に腹腔鏡下胆嚢摘出術を行っています。

急性胆嚢炎(CT)

経内視鏡的胆嚢ドレナージ術

経皮経肝胆嚢ドレナージ術

<急性胆管炎>
 急性胆管炎は発熱、黄疸で発症することが多く、重篤化すると意識障害や血圧低下をきたす危険な疾患です。悪性腫瘍や総胆管結石に伴う閉塞性黄疸、胆管ステントからの逆行性胆管炎が原因となります。急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン2018に準じて診断し、重症度分類を行い、治療方針を決定しています。絶食、抗菌薬投与に加え、重症の胆管炎に対しては緊急で内視鏡的胆管ドレナージも行っています。

内視鏡的胆管ドレナージ術

<総胆管結石>
総胆管結石は腹痛、黄疸、発熱などで発症することが多い疾患ですが、無症候性のものもあり偶発的に発見されることもあります。感染を伴うと重篤な化膿性胆管炎を併発することがあるため、無症候性であっても原則治療が必要とされています。総胆管結石に対しては、内視鏡的乳頭切開術や乳頭拡張術で乳頭を広げ、内視鏡的に結石除去を行っています。積み上げ結石や巨大結石に対しては内視鏡的巨大バルーン拡張術も行っています。急性膵炎などの偶発症に注意が必要な処置であるため、日本消化器内視鏡専門医、指導医が中心に治療を行っています。

積み上げられた総胆管結石

内視鏡的乳頭切開術

内視鏡的巨大バルーン拡張術

摘出された巨大結石

<胆嚢癌>
 胆嚢癌は自覚症状が乏しく発見時には進行しており、切除困難であることが多い疾患です。早期に胆嚢癌を発見するためには腹部エコーが有用であり、胆嚢癌の早期発見につとめています。腹部エコーで胆嚢腫瘍が疑われた場合は、CTや超音波内視鏡で精密検査を行っています。切除可能な胆嚢癌は消化器外科で切除し、切除不能胆嚢癌に対しては化学療法を行っています。

早期胆嚢癌(腹部超音波)

早期胆嚢癌(超音波内視鏡)

<胆管癌>
 胆管癌は肝胆道系酵素の上昇や、閉塞性黄疸で発見されることが多い疾患です。閉塞性黄疸で発見された場合は、内視鏡的に胆道ドレナージを行い、胆管の細胞診や生検検査を行います。胆管癌は肝門部領域胆管癌と遠位胆管癌にわけられ、切除するためには肝門部領域胆管癌では肝臓も、遠位胆管癌では膵臓や十二指腸なども合併切除が必要となることが多いため、切除前のCTやMRCP、超音波内視鏡による腫瘍進展範囲診断を行います。切除不能胆管癌に対しては、胆管内にチューブステントや金属ステントを留置し、化学療法を行っています。

肝門部領域胆管癌(CT)

内視鏡的金属ステント留置術

<急性膵炎>
 急性膵炎はアルコールや胆石などが原因で起こる膵臓の急性炎症で、腹痛、嘔吐などの症状で発症します。上腹部痛に加え、血液検査で膵酵素の上昇、腹部超音波やCTで膵腫大や膵臓周囲に炎症の波及がみられれば急性膵炎と診断します。急性膵炎診療ガイドライン2015にそって重症度分類を行い、治療を行っています。治療は絶食、大量輸液、蛋白分解酵素阻害薬を投与しますが、重症急性膵炎では呼吸不全や腎不全を合併することもあり、持続的血液透析濾過や人工呼吸器管理となる場合もあります。また、合併症として被包化膵壊死を起こすこともあり、感染コントロールが困難な場合は超音波内視鏡下の膵嚢胞ドレナージ術も行っています。

急性膵炎(CT)

被包化膵壊死(治療前CT)

超音波内視鏡下膵嚢胞ドレナージ術

被包化膵壊死(治療後)

<慢性膵炎>
 慢性膵炎は膵臓の組織がゆっくりと破壊されて生じる疾患で、反復する上腹部痛、背部痛、消化不良、下痢、体重減少などの症状がみられます。慢性膵炎の原因の半数以上がアルコール性で、他に特発性、遺伝性、家族性もみられます。膵全体にびまん性の石灰化を認めることや、膵管内に結石を認めることで診断できます。慢性膵炎は進行性で非可逆性の経過をたどるため、診断早期からアルコールなどの原因の除去、食事療法などが重要です。近年は、早期慢性膵炎という概念が定義され、超音波内視鏡による画像所見が診断項目となっており、早期診断することで早めに治療介入し進行を食い止めることができます。

慢性膵炎

<膵癌>
 膵癌は腹痛、背部痛、黄疸、体重減少などで発見され、小さい腫瘍で発見されても周囲の血管や神経叢に浸潤しやすく、切除が困難であることが多い予後不良な疾患です。膵管内乳頭粘液性腫瘍など膵癌のリスクが高い方には、超音波内視鏡で膵臓全体をくまなく観察するようにし、診断に苦慮した症例には超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診を行い確定診断しています。切除不能膵癌に対しては積極的に化学療法も行っています。治療効果を画像検査や腫瘍マーカーで判断し、副作用が強い場合には早めに薬剤を変更するなどして無理のない治療を心掛けています。また疼痛に対してはペインクリニックや緩和ケア看護師と連携をとり、しっかりとした疼痛コントロールを行っています。

腹腔動脈へ浸潤した切除不能膵癌

超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診

<膵管内乳頭粘液性腫瘍>
 膵管内乳頭粘液性腫瘍は膵管内に粘液産生性腫瘍が乳頭状に増殖する疾患であり、膵管の拡張がみられ、多房性の嚢胞状構造を呈します。内部に結節性病変が出現し癌化することもあるため、定期的な経過観察が必要です。また、膵管内乳頭粘液性腫瘍とは離れた膵管に浸潤型膵管癌を認めることもあり、膵全体の経過観察が必要です。嚢胞内に腫瘍性病変を認めた場合は、内視鏡的逆行性膵管造影を行い、膵液細胞診で悪性腫瘍の合併の精密検査を行います。

膵管内乳頭粘液性腫瘍(MRCP)

膵管内乳頭粘液性腫瘍(超音波内視鏡)

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