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学校長挨拶

今年度をもって昭和23年に創設された歴史ある看護学校は、閉校とうかがっています。
その栄えある最終年度を迎え、在校生、教職員そして卒業生の皆様に一言述べさせてください。
看護師を一言で表すなら昔から使われた言葉ですが、「白衣の天使」ではないでしょうか。もともとはクリミア戦争での野戦病院で行われた献身的な処置と、衛生環境の改善に努めることで、多くの傷ついた方を救済したことにさかのぼります。時代は情報システムが進み、患者さんの容態は、デジタル化された情報を解析することで大体のことは把握できます。
しかし、大事なことは患者さんのもとに足を運び、皆様の手、目を駆使して新鮮な情報を、ご自身で把握そして理解することではないでしょうか。 さらに、単に疾病を看護するということだけではなく、全人的サポートを行うことも大事な職務ではないでしようか。
ぜひ皆様、現代の医療を担う責務を、笑顔を絶やさず果たしていただきたいと考えています。

JCHO横浜中央病院附属看護専門学校(JCHO横浜中央病院長)学 校 長  川田 望

1.教育理念

本校の教育の基本精神は“自信と勇気”“信頼と共感”です。
横浜中央病院附属看護専門学校における看護基礎教育の理念は、保健・医療・福祉の担い手としての社会的使命を基盤に、看護に関する幅広い能力と豊かな人間性をもち、自信と勇気をそなえた看護実践者を育成することにあります。
看護は対象である人間を身体的・精神的・社会的統合体としてとらえ、確固たる倫理観に基づき、あらゆる発達段階、健康状態にある人々に対し、その人らしく日常生活を営めるように信頼と共感をもって援助することであります。
この考えに基づき、卒業時には看護師として必要な基礎的知識や技術を習得し科学的思考力と判断力を身につけることを目指しています。また豊かな感性と創造性を培うと共に、生命に対する深い畏敬の念をもち、専門職業人として自己研鑽に努めながら看護の発展に貢献できる人材の育成を目指しています。
学校は学習者が主体的行動ができるように動機づけ支援する役割を果たします。また学習者と教育者は教育のプロセスを通じ、相互作用の中で共に向上を目指します。

2.教育目的

本校は、学校教育法(昭和22年法律第26号)および保健師助産師看護師法(昭和23年法律第203号)に基づき、看護師として必要な知識・技術・態度を修得させ、併せて豊かな感性と教養の向上を図り、保健・医療・福祉の向上と地域社会に貢献できる有能な人材を育成することとしています。

3.経営母体法人の変更

平成26年4月に独立行政法人地域医療機能推進機構【Japan Community Health care Organization:JCHO】が誕生しました。これに伴い旧社会保険病院・旧厚生年金病院・旧船員保険病院は、JCHOの病院グループとして新たな組織に生まれ変わりました。
また、旧社会保険横浜看護専門学校の名称も「(独立行政法人地域医療機能推進機構)横浜中央病院附属看護専門学校」に変更となりました。

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