認定看護師同行訪問
認定看護師の在宅患者訪問看護(同行訪問)システム
当院は、地域医療、地域包括ケアの要として地域と連携を図り、患者さまが住み慣れた地域でその人らしく生活を送ることができるよう努めております。
褥瘡ケア・ストーマケアと、がんの緩和ケア・化学療法中のケアに関して、認定看護師が訪問看護師さんと同行訪問を行い、支援するシステムがあります。地域の医療職の皆様と共に、患者さまの生活を支えていきたいと考えております。どうぞお気軽にご相談ください。
1. 対象と実施内容
分野 | 対象と訪問可能日時 | 実施内容 |
皮膚・排泄ケア | 1)真皮を超える褥瘡(D3以上)の状態 にあり、通院が困難な療養者 2)ストーマ(人工肛門、人工膀胱)を 造設しており、ストーマ管理が困難で 通院が困難な療養者 (平日の午前・午後) |
訪問看護師に同行して在宅環境や人的・物的資源を確認し、 在宅で実施可能なケアを共に考え提案することにより、 褥瘡の治癒促進や悪化予防、ストーマ周囲皮膚障害の改善、 介護・看護負担の軽減、在宅看護・介護職員の 知識・技術の向上につなげることができるよう努めます。 |
がん化学療法 | 悪性腫瘍の化学療法を行っており、 通院が困難な療養者 (火曜・水曜・木曜の午前・午後) |
副作用による苦痛を最小限にするために療養者・家族の セルフケアの提案をします。自宅で療養生活を自分らしく行うためにも、 専門的な知識を提供し、ケアや治療を継続するための精神的支援 により、療養者・家族が主体的に治療を継続していけるよう支援を 行います。 |
緩和ケア | 悪性腫瘍の鎮痛療法を行っており、 通院が困難な療養者 (平日の午前・午後) |
訪問看護師に同行して疼痛コントロール状況を確認し、 疼痛管理について共に考え、療養者が在宅で安楽に 過ごせるように提案していきます。また、在宅で看取りをする中で、 家族の不安や看取りの準備への支援を行います。 |
2. ご利用方法
①療養者様及びそのご家族の方の同意を得てください。
②訪問診療を行っている場合は、担当医師へ認定看護師が同行訪問を行うことをご報告ください。
③下記の「在宅患者訪問看護・指導依頼連絡票」をご記入頂き、当院へFAXをお願い致します。
④担当者より日程調整、打ち合わせの連絡を致します。
⑤訪問当日までに、以下の準備をお願いいたします。
(ア)下記の「認定看護師の在宅患者訪問看護に関する同意書」をご記入ください。
※事前のご記入が困難な場合は、訪問当日にご記入いただくことも可能です。
(イ)保険証のコピーを1部
※コピーが困難な場合は、訪問当日に保険証の写真撮影をさせて頂きます。
⑥同行訪問の実施
⑦報告書の送信
同行訪問後、報告書をお送りいたします。貴施設で規定の記録用紙がございましたら、指導依頼連絡票とともに記録用紙をFAXで送信いただくか、同行訪問時に担当者へお渡しください。規定の記録用紙がない場合は、当院の報告書でFAXまたは郵送いたします。
⑧費用について:保険に応じた利用料と、別途交通費をいただきます。
(ア)1割負担:1,285円
(イ)2割負担:2,570円
(ウ)3割負担:3,855円
⑨お支払い方法:以下の2種類からお選びいただきます。
(ア)当院へ来院いただき、会計窓口で直接お支払いいただく
(イ)当院から郵便振込用紙を送付し、お振込いただく(振込手数料は利用者様のご負担となります)
≪お問い合わせ、FAXの送信は下記までお願いいたします≫
JCHO横浜中央病院 地域ケアサービスセンター
TEL:045-681-9534
FAX:045-681-9542